こんにちは。桜子です。
長女の怪我の件があってから、私は夫のこと、夫婦関係について考えました。
何故こんなことになったのだろう?
もともと、私たち夫婦は仲が良かったのに、いつからこんな感じになってしまったんだろう?
原因は何だろう?
いろいろ考えました。
私が夫の事を理解できていないから、夫も私の事を理解できないのだろうか?
所詮、夫婦というのは赤の他人だから、血の繋がりがないんだから、理解し合うことの方が無理があるんじゃないか?
いくら考えても頭の中が整理できませんでした。
「そんなこと、夫婦で話し合えばいいじゃないの?」って思う人もいるでしょうね?
でも、それが出来たら悩まないんです。
当事者しか分からない心の葛藤みたいなものがあるんですね。
もう心の中は泥沼でした。
岡山の母にも電話しました。
でも、電話に出た老いた母の声を聞くと、悩んでいることなんて何にも言えなかったです。
私は当時、滋賀にはこんな悩みを話せる友人はいなかったんです。
でも、どうしようもなく話してみることにしました。
その人は、今のアパートに引っ越す前のアパートの近くに住んでいたアキちゃんという人です。
長女と同じ年に生まれた女の子がいるため、割と長い付き合いだったんです。
当時も同じ保育園に通っていました。
それで、アキちゃんに相談してみました。
彼女はうちの夫のことはよく知っているので、親身に相談に乗ってくれました。
でも、長女が怪我をしたことは言えませんでした。
「旦那は内にこもるタイプだと思うよ。嫌な事があっても表情に出さないし、全部自分で背負いこむのよ。割とプライドが高いタイプだと思うから、口で言わずに手紙にあなたの気持ちをまとめて書いてみたら・・・」
彼女は、大体このようなアドバイスをしてくれました。
まあ、確かにそうかもしれない。
家の中では、鬱憤をぶちまけるようにはなったけど、元々はそうじゃなかったし、会社でも責任を全部一人で背負いこむような人だから・・・。
自分の気持ちを表現するのが苦手だから・・・。
話しかけても、お互いに言いたいことが伝わらないかもしれない。
アキちゃんが言うように、手紙にしっかりと伝えたい事を書いた方がいいかもしれない。
相談したことで、少し気持ちは軽くなっていたように思います。
その夜、帰ってから私は夫に手紙を書きました。
夫に手紙を書くなんて初めてのことでした。
「私はあなたと結婚して、幸せだと思っています。でも、私の至らなさからあなたと気持ちがすれ違い、あなたをイライラさせてしまい、結果的に子供が傷つくのがとても悲しいです。私の足りないところは直すように努力しますので、あなたも子供たちに優しくしてあげてください。」
正確には覚えていませんが、大体このような内容の手紙を書いて、夫に渡したのです。
手紙を読んで、夫はどう感じたのかは分かりません。
夫も長女が傷ついたことはショックだったようで、それ以来、子供に手を上げるようなことはなくなりました。
でも、それ以降も、あるときは、思い切り壁に物をぶつけて穴を開けた事もあります。
子供を怒鳴ることも、度々ありました。
とにかく、子供が小さい時の夫は
良い時と悪い時の差が激しかったんです。
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